お客様の課題・お悩み
「接着剤を定量供給したいが、ノズル側面に付着してしまい安定供給できない･･･」
こちらのお客様は、半導体加工メーカー。マルチノズルのパイプ側面にペースト状の接着剤が付着し、塗布量が変わってしまう問題を抱えていました。
| お客様 | 半導体加工メーカー様 |
|---|---|
| 対象 | 接着剤自動塗布工程 |
| 施工 | トシカルS TS-1310 (旧UNA310-X10) |
トシカルSコーティングを施すことで、事前に粘着障害を防止。生産性の向上に大きく貢献できました。
そこで弊社にご相談があり、「トシカルS TS-1310 (UNA310-X10)」を採用。コーティング後は、塗布中にはみ出した接着剤とパイプ側面との付着障害に効果を認められ生産性と品質向上に大きく貢献しています。
マルチノズルに表面処理採用
【参考】 酢酸ビニル系接着剤との剥離力測定データ
| 表面処理面の種類 | 測定結果 |
|---|---|
| トシカルＳ TS-1310 | 0～50g |
| テフロンPTFEコーティング | 50～100g |
| 比較例：sus304(未処理品) | 600～700g |
※測定方法：25×80×0.5mmのポリカーボネートシートに酢酸ビニル系接着剤を塗布し各表面処理面に荷重3kg/cm2にて貼り合わせ24時間後 約1cm/秒で90°方向に剥離するのに要する力を測定した
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